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日本という国の建前と本音──どん底期を生き抜くための思索と戦略

どうも、太陽です。

 

日本という国の権力者たちの本音を見抜くと、彼らが掲げる理想と現実の乖離がはっきりと見えてくる。

建前では「稼げ」「挑戦しろ」「個性を発揮しろ」と言いながら、実際には「あまりに目立って稼ぐ者は潰す」「個性よりも従順な兵士を求める」という思想が根底にある。

さらに、庶民の最後の防衛術である「節約」さえも妨害するような政策を取っている。

この構造を理解すると、日本で猛烈に稼いだり挑戦したりすることは、極めてリスキーで割に合わない行為だとわかる。つまり、建前と本音が真逆なのである。

 

一方で、アメリカでは「稼げば稼ぐほど尊敬され、個性が尊重される」文化が根づいているため、人々が自然と努力し、上昇を志すことができる。

しかし日本では、税金が異常に高く、せっかく稼いでも半分以上を持っていかれる。ならばと、節約に励もうとすれば、それすらも規制や物価操作によって妨害される。

日本の権力者たちは国民を下に見ており、まるで奴隷のように扱っているようにすら思える。

 

だからこそ、こうした権力者たちに対して「NO」を突きつけるべきだ。稼ぐ者を軽視し、節約する者までも軽視し、さらには違法な通信傍受まで行っている。

普通のハッキング対策では防げないような方法で人権を侵害してくるのだ。彼らはいったい国民を何だと思っているのだろうか──まるで奴隷のように。

 

しかし、すべてを悲観してはいけない。不安で孤独な独居老人のように、要らないものを大量に買い込む「悪い買い溜め癖」は避けるべきだが、インフレの時代においては「必要なもの」や「今後確実に使うお買い得品や道具」を前もって確保しておくのは、立派な戦略である。

私自身、基本的に必要なものしか買わないが、道具は人間を賢くするツールであり、良い道具を備えておくことで不安も軽減される。

中華ミニPCやモバイル4Kモニターの値上がりを見て、1年前に購入しておいて良かったと強く感じた。中華ミニPCはすでに1万円近く値上がりしている。予備を持っておくことの安心感は何物にも代えがたい。

 

リソース(資源)が違えば戦略も違う。大企業と中小企業、そして個人事業主ではまったく戦略が異なるのは当然だ。だからこそ、私はTemuやAliExpressで事前に必要なものを買い込んでいる。

準備こそが生存戦略の第一歩なのだ。リソースが少ない人ほど、私のような生き方が参考になるだろう。一方、リソースが豊富な人には、私の方法はほとんど参考にならない。

 

そして、私がいま掲げている生き方のモットーは「没頭とリラックスがすべてを忘れさせてくれる」である。逆境や敗戦状態の人生では、余計なことを考えず、瞑想的な状態を長く保つことが重要だ。

だからこそ「没頭」と「リラックス」が鍵になる。人生が好調なときは自然とプラスの感情が湧き出るが、どん底期にはマイナスの感情ばかりが浮かんでくる。そういうときこそ、余計な考えを手放し、没頭して心を鎮めるのが良い。

 

嫌なことを自然に思い出してしまう体質の人は、酒で一時的にリセットしようとする。私の場合は酒もタバコもやらないが、抗不安薬のロラゼパムを服用している。

長期的に飲む薬ではないが、逆境期があまりに長く続くため、やむを得ず頼っている。タバコも酒も、突き詰めれば「嫌なストレスから逃れるための手段」だ。

こうした依存は、「嫌なことを何度も思い出してしまう」体質に由来するのだろう。

 

人生が好調で幸福な人は、酒やタバコ、精神薬に頼る必要がない。プラスの感情に満たされているからだ。しかし、不幸や逆境の時期には、それらがないとやっていけない。

この現実を理解できない「恵まれた人々」が多い。たとえば、てんちむさんは一時期多額の借金を抱え、周囲の成功者たちとの距離を感じながら、どん底から復活を遂げた。

彼女のように、どん底期には成功者と関わること自体がつらい。表面上は華やかでも、本人の内側には深い苦悩がある。彼女が「カイジ」などの逆境者アニメを観て、編み物に没頭していたのも、瞑想的な行為として心を落ち着けるためだろう。

 

私も同じように、リアルの友人が普通に働いている中、自分だけが停滞していると感じると、関わるのがしんどくなることがある。だからこそ、調子が悪いときには人との交流を避け、心を整えてから活動するようにしている。

特にGravityでは、気分が落ち着いてからでないと発信しない。男は弱音を吐くことに社会的メリットがないため、基本的に自力で立ち直るしかない。成功しているときだけ活動的になるのも、男の性質だろう。

逆に、女性はどん底期でも共感や救済を得やすく、むしろ活動的になることもある。これは文化的・社会的な違いであり、悪いことではない。

 

私の場合、どん底期だからこそ、積極的に人と関わろうとは思わない。今の私に必要なのは、瞑想・没頭・必要であれば精神薬。

多くの人が酒やタバコに逃げる中で、私は精神を整える方法としてこれを選んでいる。運動も良いし、自然に触れるのも良いが、必ずしも環境的に可能とは限らない。

 

いまは過去に比べて「一番マシ」な状態にあるとはいえ、それでもまだどん底期だと言える。ここまで回復させたのも他人の助けではなく、自分自身の力であるという事実は、ある種の悲しさを伴う。

そして、おそらくこれからもそうだろう。だからこそ、他人と深く関わらないという選択をしている。

どん底期には、人間の本性が露わになる。腐っていく人と、もがきながら前を向く人に分かれる。逆に、成功期には傲慢さが出る。

どん底期にはストレス耐性が低下し、テレビの大きな音や不快なニュースすら受けつけなくなる。好調期には笑って流せることも、どん底期には耐えがたいストレスとなるのだ。

 

たとえば、極端に節約している時期に1回の飲み会で3000円消えるとすれば、参加したくなくなるのは当然だ。

私は幸い、誘ってくるのはテニス仲間だけで、1回のコストが1000円以内、4時間程度なので行けているが、これがもし好調期のように人脈を広げすぎていたら、どん底期に断るのが苦痛になっていただろう。

だからこそ、今は「誘われない人生」のほうがむしろ気楽で、支出も減り、精神的にも安定する。これが私にとっての最適解である。

 

とはいえ、現実には「集団ストーカー」と呼ばれるような存在に悩まされることもある。完全に無視しているが、ストレスの影響は残る。

そんな中で、TemuやAliExpressへの規制を財務省が打ち出したと聞き、怒りがこみ上げた。節約しようと必死に工夫する庶民に対して、権力者はまたしても邪魔をするのかと。

だからこそ私は、規制が入る前に急いで買い物を済ませた。満身創痍の状態でも、行動せざるを得なかったのだ。

 

財務省の役人には、庶民の節約生活など理解できないのだろう。彼らは恵まれた立場にあるがゆえに、共感力を失っている。権力を持つと、人の気持ちが読めなくなる。

逆に、私が他人の心情を細やかに察することができるのは、弱者の立場にいるからだ。リソースが少ないからこそ、細かいことに気づける。これもまた、一種の優位性である。

 

また、若い男女の恋愛相談などを聞くと、微笑ましいと思う一方で、「贅沢な悩みだ」と感じることもある。私にとっては、恋愛で悩めること自体が幸福の証であり、それ以下の次元での悩みに苦しんでいるからだ。

とはいえ、人の悩みは立場によって違い、上位者には上位者の悩みがある。次元が違うだけの話だ。

それでも、幸福度を10点満点中5点まで引き上げられたのは、自分なりに相当な努力を重ねてきた結果だ。普通の人なら0点、あるいはマイナスで終わっていたかもしれない。

人の表面だけではわからないことが多く、誰もが何かを隠し、演技して生きている。私も例外ではない。

 

今の私の最大のテーマは、「このどん底期をどう生き抜くか」「どう乗り越えるか」という生存戦略そのものである。節約も、ダイエットも、筋トレも、セキュリティも、メンタルも、守りの策はすべてやり尽くした。

あとは「稼ぐ」方向に舵を切るしかない。しかし、副業を研究しても、未来が見えない。完全在宅ワークで月に3万円稼ぐだけでも至難の業だ。正直、アルバイトをしたほうが効率が良いかもしれない。

それでも私は、模索をやめない。国家の欺瞞、社会の矛盾、個人の限界をすべて引き受けたうえで、なお「没頭」と「リラックス」で生をつなぐ。

どん底期を生き抜くのは容易ではないが、この現実を冷静に見つめ、自分のリズムで進んでいくしかない。

日本の建前に踊らされず、静かに、しかし確実に、自分の道を築いていく。それが、私の生存戦略である。

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