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コストとリターンで世界を見る人間は、なぜ「喧嘩を売られなくなる」のか ──AI時代の格差、勝ちグセ、防御戦略、そして割に合わない存在になるという選択

どうも、太陽です。

 

今後、AI、ICT、情報を使いこなせる層と、そうでない層のあいだの格差は、確実に、そして不可逆的に広がっていくと私は考えている。

理由は単純で、道具やツールは中立的な存在ではなく、「使い方次第で結果が極端に分かれる」からだ。

たとえば、以下の動画で紹介されているような、いわゆる「AntiSpyPhone」と呼ばれるスマートフォンがある。
https://www.youtube.com/watch?v=RMODgImCPDM
「浮気もバレない!?警察でも解析できないスマホ、使ってみたら別次元だった【AntiSpyPhone】」

この動画で語られているように、OSを自分でインストールし、セキュリティを徹底的に高めたスマートフォンは、警察ですら解析が困難だとされている。

私はこの文脈を、単なるガジェット紹介としてではなく、「行動する人間と、しない人間の差」を象徴する事例として見ている。

 

自分で動く人間は、期待ではなく確率で判断する

私は、やると言ったことの7割以上を実際にやってきた。

だからこそ、私の言動は脅しでもハッタリでもなく、本気だと伝わる。

以下のHPで売られているPixel 6aのAntiSpyPhone が約98,000円もする中で、私は約26,000円の中古 Pixel 7a を購入し、自力でOSをインストールした。

既製品を高額で買うより、自分で調べ、考え、手を動かしたほうが、圧倒的にコストパフォーマンスが高いと判断したからだ。

 

このような判断は、「誰かが助けてくれるだろう」という期待からは生まれない。

むしろ、人に期待するよりも、「自分で動いたほうが確実で早い」と腹を括っているからこそ、行動量が増える。

他人の言動が気になっているとき、人はたいてい自分の人生を生きていない。

逆に、自分のことに夢中で取り組んでいると、他人への関心は自然と薄れる。

これは精神論ではなく、注意資源の配分の問題だ。

 

人は「報われるとわかっていること」にしか本気になれない

Forbes JAPAN の以下の記事に、興味深い指摘がある。
https://forbesjapan.com/articles/detail/86395
「努力家」と「決められない人」は紙一重という心理学的な理由

このテーマを見て、私はこう思った。

期待できるリターンが低いとわかっていることに、人は本気でやる気を出せるのだろうか、と。

HP制作やコーダー業界などは典型だが、競争が激しく、AIで自動化できる時代で、報われる確率が低い分野では、努力しても成果が出ない可能性が高い。

一方で、私が取り組んだスパイスマホ(セキュリティ強化スマホ)の作業は、難易度こそ高いが、やれば確実に知識と防御力が積み上がる分野だった。

人は「報われなさそうな負け戦」に飛び込むほど、精神的に強くはない。

野球で言えば、9回表で10点差がついている試合を、心底やる気を出して逆転しようと思えるか、という話だ。

プロが消化試合でも全力を尽くす姿勢は素晴らしいが、戦略的には、次の試合に備えて体力を温存する判断も合理的だ。

 

「先延ばしするな」という言葉の空虚さ

先延ばしを否定する人は多いが、では「報われる副業」や「進むべき具体的な道」を示してくれるかというと、ほとんどの場合そうではない。

私は徹底的に調べた。

その結果、ほとんどの副業は失敗率が異様に高いことがわかった。

それでも、月収10万円程度なら現実的に狙えそうな分野が一つだけ見つかった。

筋トレ、ダイエット、節約、セキュリティ。

これらはやればやるだけ確実に報われる分野であり、私はほぼすべて実行した。

だからこそ、自己改造に成功し、自信が積み上がった。

 

負けグセは、学習すら奪う

誰かをやる気にさせたいなら、その人が過去にどれだけ「報われなかった経験」をしてきたかを考える必要がある。

人は失敗すると学べる、という言説は必ずしも正しくない。

以下の指摘が示す通りだ。

「失敗から学べ」は、必ずしも正しくない
5つの実験、約1,700人:
・失敗した後の方が、成功した後より学習が少なかった
なぜか:
・失敗はエゴを傷つけ、恥ずかしくてその話題を避けてしまうから
・一方、他人の失敗からは、ちゃんと学べる
・学びにくいのは「自分の失敗」
失敗は放っておいても学びにならない。エゴから切り離して初めて、学習が起きる。

だからこそ、最初は「勝てる分野」で勝ちグセをつける必要がある。

負けグセがつくと、やる気も学習も失われ、悪循環に陥る。

 

コストがかかる行動ほど、慎重であるべき理由

ナンパや営業は、1勝100敗でも成立する。

なぜなら、声かけのコストがほぼゼロだからだ。

しかし副業は違う。

一定期間、時間と労力を投下している以上、1勝100敗では精神がもたない。

そこにサンクコストの罠が加わり、人は「もう少し続ければ…」と撤退できなくなる。

だから、損切りは早ければ早いほどいい。

成果が出ない、報われなさそうだと判断したら、撤退する。

これは逃げではなく、戦略だ。

 

ここで、コストとリターンの話をもう一段、精密に分解しておく必要がある。

すべての行動を同じ基準で判断してしまうと、戦略を誤るからだ。

まず大前提として、コストがほとんどかからないことについては、深く考えすぎる必要はない。

時間も金もリスクもほぼゼロで試せることなら、気軽に試しまくればいい。

うまくいかなければやめればいいし、合わなければ捨てればいい。

この領域では「行動量」がそのまま学習量になる。

 

一方で、明確にコストがかかる行動については話がまったく変わる。

時間、労力、金銭、精神的エネルギーを一定期間以上投下する行為は、勢いだけで突っ込むべきではない。

ここでは熟考が必要になる。

なぜなら、コストがかかるほど、人間はサンクコストの罠にはまりやすく、撤退判断が遅れ、ダメージが雪だるま式に膨らむからだ。

 

この判断軸をさらに明確にするためには、個人と組織の違いを理解しておく必要がある。

個人の場合、意思決定にかかるコストは極めて低い。

試して失敗しても、責任を負うのは基本的に自分一人だけだ。

朝令暮改であろうが、頻繁に仕組みや習慣を変えようが、他人に直接的な迷惑はほとんどかからない。

だからこそ、個人は大胆に試し、素早く撤退し、また次を試すことができる。

 

一方で、組織はまったく事情が異なる。

組織の意思決定は、それ自体がコストを伴い、多数の人間を巻き込む。

制度や方針が頻繁に変われば、「せっかく慣れたのに、また変えるのか」という不満が必ず生まれる。

しかも、その変更が失敗に終われば、「だから言っただろう」という批判がさらに重なる。

これは感情論ではなく、構造上、避けられない現象だ。

 

他人が関われば関わるほど、その人たちのスケジュール、生活、心理状態に影響を与える。

だからこそ、組織においては急な変更が嫌われ、動きが遅くなり、変化に弱くなる。

これは怠慢ではなく、単なる人数効果の帰結である。

 

この問題を回避するために存在するのが、「特区」という発想だ。

まず限定された範囲で実験し、成果が確認できたものだけを、より広い範囲へ展開する。

もちろん、特区でうまくいったからといって、全国区で必ず通用するとは限らない。

しかし、論理的に説明できる実験結果があれば、説得力は生まれるし、仮に失敗したとしても「熟考と検証を重ねた結果だ」という説明が成り立つ。

 

個人や小チームが機動性に優れているのは、この構造のおかげだ。

動きやすく、変化にも敏感で、失敗のコストも限定的で済む。

逆に大集団になるほど、構造的に動きは鈍くなり、変化への耐性は下がる。

 

個人単位であれば、損害は基本的に自分だけが負う。

だから誰にも文句を言われない。

それでも、私が少し違う動きをするだけで、身内から「また変えたの?」と言われることはある。

それでもなお、個人である限り、最終的な判断と責任は自分に帰属する。

この自由度の高さこそが、個人が戦略的に生きる最大の武器になる。

 

絶対に負けられない戦いと、GrapheneOS

私にとって、絶対に負けられない戦いが一つある。

それが、セキュリティであり、人権侵害・プライバシー侵害との戦いだ。

GrapheneOS を使ったスマートフォンでは、仮に侵入されても、侵害されたプロファイルを削除すれば済む。

本体を初期化する必要すらない。

攻撃者にとっては、コストがかかる割にリターンが少なすぎる。

 

一方で、中華スマホは侵入前提で使わざるを得ないと判明した。

だから私は、GrapheneOSという「割に合わない要塞」と、利便性重視だが侵入前提のスマホを併用する判断に至った。

これは、永世中立国スイスの戦略と似ている。

山が険しく、軍事的にも強固で、攻めても旨味がない。

だから攻められにくい。

 

ビジネスにおける「喧嘩の強さ」の尺度とは

ビジネスにおける「喧嘩」とは、肉体的な衝突ではなく、社内や業界内での立場形成を巡る争いを指します。

どれだけ実力や実績があっても、こうした「ビジネス上の争い」で弱点を突かれ、足をすくわれて立場を失う現実があります。

https://www.youtube.com/watch?v=3nPHuYOxmz8

ビジネスにおける喧嘩の強さの尺度とは。

ソースが説く、ビジネスにおける「強さ」のポイントは以下の通りです。

理想は「喧嘩を売らせない」こと
ビジネス上の争いは疲弊を招くため、自分から仕掛けるのは論外ですが、「相手に喧嘩を売らせないポジション」を築くことが最大の理想です。

喧嘩を売られないための「強さ」の要素
周囲に「この人には手を出さないほうがいい」と思わせる要素として、以下の3点が挙げられています。

背後の存在感(人脈)
知略と実行力
不敵なマインド

情報力と弱点の把握
強すぎることの危うさ
結論
最も立場が安定するのは、「十分な強さを持ちつつも、基本的には喧嘩を売られない、心優しい人」という立ち位置を確立することです。

 

私を潰そうとしても、攻撃者にとって得られるものはほとんどない。

知名度も金もなく、ブログやXやKindleに未練もなく、守りは固く、生活コストも低い。

その割に、潰すには国家レベルのコスト(ハッキング防御度は国家レベル)がかかる。

これは偶然ではなく、コストとリターンを徹底的に計算した結果だ。

人は、希望があるときにだけ行動する。

そして希望とは、「行動すれば状態がよくなると合理的に信じられること」だ。

私は、報われない戦いには行かない。

その代わり、負けられない戦いでは、徹底的に防御を固める。

それが、私の選んだ生き方であり、戦略だ。

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