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2024年夏から始まるエンタメ旅:これまでとこれからの視聴記録PART7

どうも、太陽です。

  

この記事では、これまでの名作と今後楽しむコンテンツのリストを共有します。

興味のある方は、ぜひ続きをお読みください。

 

2024年夏から始まるエンタメ旅:これまでとこれからの視聴記録PART7

 

 

2025年6月日に読んだ小説「令和元年の人生ゲーム」

2025年6月日に麻布競馬場さんの小説「令和元年の人生ゲーム」を読了しました。

2024年2月発売。

令和元年の人生ゲーム 表紙
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4つの短編から構成されています。

1 第1話 平成28年

2 第2話 平成31年

3 第3話 令和4年

4 第4話 令和5年

 

 

 

令和元年の人生ゲーム 表紙
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評価

 

 

 

★2025年6月29日に読んだ小説「復讐は芸術的に」

2025年6月29日に三日市零さんの小説「復讐は芸術的に」を読了しました。

2024年5月発売。

復讐は芸術的に 表紙
👉 復讐は芸術的に(Amazonリンク)

 

前作からの続編ですが、4話の短編から構成されています。

1 配信者。グルメ批評YouTuberから飲食店への嫌がらせがあり、飲食店店主が復讐を依頼する話。

2 労災。ブラック企業に務めていた従業員が死亡し、それの復讐のために身内が調査を依頼し、意外な結論だったという話。

3 親友。小学生の親友の野良犬が虐待され、その依頼調査を主人公のエリスにしたら、意外な結末だったという話。

4 冤罪。ガールズバーのキャスト女性に騙され、貢がされた元カレの男が、エリスに現金返金を求め、依頼をするも、そのキャスト女性が殺されてしまい、元カレの男が容疑者になるが、意外な結末に至るという話。(この短編は面白かった)

 

名探偵コナンシリーズのような安定感がありますが、違うのは復讐物語に特化している点です。

エリス含め、キャラが立っている登場人物ばかりで、引き込まれます。

しかし、長編モノの深い思索やテーマは見られず、深い感動はあまりないので星3つとします。

(名探偵コナンシリーズのような安定感はあります)

 

復讐は芸術的に 表紙
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評価★★★

Amazonレビューだと、61件のうち、星5つが53%、星4つが35%、星3つが10%(僕が該当)、星1つが2%であり、評価は高めです。

 

★2025年6月15日に読んだ小説「禁忌の子」

2025年6月15日に山口未桜さんの小説「禁忌の子」を読了しました。

2024年10月発売。 

禁忌の子 表紙
👉 禁忌の子(Amazonリンク)

 

1987年生まれ(38歳?)で医師で今回の作品で小説家デビュー。

主人公の救急医・武田の元に搬送されてきた一体の身元不明溺死遺体(通称、キュウキュウ十二)は、武田と瓜二つであった。

なぜ彼が死んだのか、そして自身との関係は何なのかを、武田の旧友で医師の城崎と共に調査を開始。

しかし、鍵を握る人物に会おうとした矢先、相手が密室内で死体となって発見される。

自らのルーツを辿った先にある、思いもよらぬ真相とは?と書かれていますが、謎自身も知りたくなる構成ですし、終盤まで引っ掛けがなく、どんでん返しもなく進んでいきますが、最後には本当にとんでもない結末に行き着くという小説でした。

 

307ページある作品ですが、ほとんど退屈せず読める構成と文章力も魅力です。

それぞれの登場人物が無駄なく、存分に存在感を発揮していて、誰が犯人なのか分かりづらく、よくできているなぁと。

これは久々のヒット作で当たりでした。

読んだことのないタイプの小説であり、斬新さを評価します。

評価は星5つとしますが、少し甘めにつけているかもしれません。

人によっては星4つかも。

僕自身、過去に読んできた小説の数がそれほど多くなく、300ぐらい?だと思うので、その中での比較や相場観から判断すると星5つつけてもおかしくない満足度でした。

第三十四回鮎川哲也賞受賞作。

Amazon高評価レビューの嵐!

 

小説は当たり(ヒット作)に出会うと、コスパよく満足度高い娯楽なのだよな。

(小説は図書館なら無料だし、文庫なら安いし、4時間以上楽しめる。漫画は高い上に(無料で読める場所が少ない)、巻数も多く、1巻は10分ぐらいで読み終わるし、浅い内容が多い。映画は2時間拘束され、ネットレンタルなら400円以上かかり、小説ほどの深い醍醐味の感動がない。ただし好きな美人女優が出ると満足度が高い)

 

霧とガスで閉ざされ牢獄と化した病院。非常事態下で発生する不可能犯罪に、研修医・春田芽衣と医師・城崎響介が挑む。

『禁忌の子』に連なるシリーズ第2弾「白魔の檻」が2025年8月29日に発売されるとのこと!

これは期待大です。

 

禁忌の子 表紙
👉 禁忌の子(Amazonリンク)

評価★★★★★

Amazonレビューだと、746件のうち、星5つが54%(僕が該当)、星4つが26%、星3つが13%、星2つが4%、星1つが3%なので、高評価本です。

 

★2025年6月に読んだ小説「復讐は感傷的に」

2025年6月に三日市零さんの小説「復讐は感傷的に」を読了しました。

2025年3月発売。

復讐は感傷的に 表紙
👉 復讐は感傷的に(Amazonリンク)

 

シリーズ3作目の作品で、今回は2つの短編から構成されています。

1 少女 エリスとエリスの小学生秘書佐藤楓の過去の物語。

2 訣別 短編「少女」から2年後の意外な結末の物語。

 

過去2作とは趣向が異なっていて、短編が2つになったのと、時間軸がエリスの過去になっているのも目新しいです。

名探偵コナンや水戸黄門のような安定感のある作風です。

復讐モノなのに、そこまでどんよりした雰囲気が漂わないのは主人公らのキャラがコメディー風だからでしょう。

過去2作と比べて工夫や変化を加えている点は評価でき、面白さの安定感もありますが、僕個人の主観の評価だと星3つです。

もっと深い謎解きや世界観などを求めているからでしょう。

しかし、3冊も復讐モノで出版していて、この完成度は素晴らしいです。 

 

3作目の終わり方だと、まだ4作目がありそうですね。

3作目で登場人物の深い背景が描かれていて、作品の深みが増しており、今回はどちらかといえばシリアスものでした。

とはいっても、星4つまでは届かず、3.5点のような位置づけです。

 

復讐は感傷的に 表紙
👉 復讐は感傷的に(Amazonリンク)

評価★★★

Amazonレビューだと、39件のうち、星5つが50%、星4つが28%、星3つが11%、星2つが8%、星1つが3%であり、件数が少なめですが高評価のようです。

 

 

2025年6月 日に読んだ新書「なぜヒトだけが幸せになれないのか」

2025年6月 日に小林武彦氏の新書「なぜヒトだけが幸せになれないのか」を読了しました。

著者は「生物はなぜ死ぬのか」「なぜヒトだけが老いるのか」を出版しており、今回は幸せ編です。

 

人が生きるにはモチベーションが必要で賢い人がそれを「幸せのため」と作り出しました。

しかし、あまりにも曖昧で人それぞれの言葉なので、著者はその曖昧さを取り除き、生物学的な価値観から幸せ=「死からの距離が保てている状態」と定義しています。

この定義だと、ヒトの幸せを妨げているのは遺伝子だとわかります。

 

生物学的に生き物にとって最も不幸なのは寿命を全うせずに死ぬこと、またはヒトの場合は身近な人の死です。

であれば幸せはアクシデントや病気で死なないことになり、「死からの距離が保てていること」になります。

すごく幸せは「死からの距離がすごく遠い」あるいは「死ぬことなんて微塵も考えていない」ことで、逆に不幸は死が迫っていて「死にそうなくらい辛い」「もう死にそう」になります。

 

詳しくは以下の記事に載っているので省きます。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/withbloomberg/1981383?display=1

なぜヒトだけが幸せになれないのか?生物学が解き明かす遺伝子と現代社会のミスマッチ

 

 

 

★2025年7月29日に読んだビジネス書「稼ぎたいならキャバクラへ行け」

2025年7月29日に林尚弘氏のビジネス書「稼ぎたいならキャバクラへ行け」を読了しました。

稼ぎたいならキャバクラへ行け

 

林尚弘氏は武田塾や令和の虎で有名です。

林氏は就職するな、準備するな、すぐに起業をしろ、顔出しせよ、もしくは武田塾のFC加盟して起業の練習をしろ!(ポジショントーク?)を主張しています。

また、林顧問制度で、1月50万円で月1回契約した経営者と1時間お茶しながら経営についてアドバイスする仕事をしていて、50人契約しているので(1日2人弱とお茶する)、50万×50名×12ヶ月=3億円の年間収入があります。

リスティング広告ではなく、YouTubeのほうが広告としてコスパがいいのはなるほどです。

武田塾は400校舎になり (1校舎つくるのに1000万かかり、すべてFCオーナーが出資)、30名の従業員で、オフィスは家賃30万円の雑居ビルで、年商100億円まで到達しました。(現在、年商140億まで増加)

 

世の中はFC=コンビニというイメージが強いですが、飲食、塾、美容サロン、買取、英会話などもフランチャイズが展開されています。

著者はFCチャンネル(運営歴8年)でフランチャイズの素晴らしさを広める事業をしています。

(著者がとあるFCに加盟して3000万円なくした事例もある)

 

世の中にあまり知られていない事実として、良い大学進学よりも(普通の人生がほぼ確定)、中小企業のオーナー社長が高確率で安定して金持ちがあります。

また、著者の父親を養い(自身の会社に入社させ、会長という立場でゴルフをし、経費である)、ニートの兄にも月々30万円振り込んでいるという。

 

「バク転パーソナル教室」は初耳で、そんなものがビジネスになるのですね

(全国に26教室あり、流行っているところは年商5000万超え教室もある)

これこそ、他社が目をつけないブルーオーシャン戦略でしょう。

 

優秀な人はすでに独立している説があり、あなたの会社には入社しない前提で考えよ、とのこと。

つまり、業務委託契約で発注せよ、ということです。

(高額のストックサンから、廉価バージョンのシュビヒロがあります)

また、著者はすごい社長たちから無給、それどころかお金をもらいながら事業拡大の手伝いをしてもらっているとのことで、雇ったり、発注するのとはまた次元が違う話もあります。

 

自社の弱みをネタにし、逆に武器とする好例が以下です。

年間600万円の顧問先として、4次請けで中抜きされまくりの内装業者の南山さんがいます。

腕は確かなので、会社名を「株式会社だいあち四次請け」にし、経営者に名刺を配りまくり、林氏のYouTubeやXで紹介したら、腕のいい四次請けに直に発注できるという魅力に惹かれ、案件がたくさんきたという話です。

ちなみに、年間600万の顧問料ビジネスは、今は亡き動画編集CAMPの青笹寛史社長からのアドバイスだったとのこと。

 

著者はビジョンの重要性を説いています。

確かに、起業当初のリソースが乏しい時期に、誰が協力し、誰が金を払ってくれるかといえば理念やビジョンあってこそなのでしょう。

まっとうでないか、しょぼい理念のビジネスに積極的に関わり、人生のリソースを投じたいと思う人は少ないです。

 

著者の貯金額は常にゼロに近く、なぜなら稼いでも使ってしまうからで、リソースがないからこそ必死で追い込まれるからこそ本気で考え、行動する良さがあると言います。

 

軽いライトなビジネス書かと思いきや、ビジネスにかなり役立つ情報満載で驚きました。

しかも、そこらへんの薄っぺらいビジネス書ではなく、著者の独自の経験に由来するので説得力があります。

しかし、ここまで金がない状態(自分を追い込む)はあまり真似したくないです。(笑)

それにしても著者は商才があり、商売偏差値が高いのだなと実感しました。

 

稼ぎたいならキャバクラへ行け

評価★★★★

 

Amazonレビューだと、138件のうち、星5つが73%、星4つが13%(僕が該当)と高評価です。

主観的満足度は高いビジネス書でしたが、客観的評価を取り入れ、星5つは相当な傑作のみにつけることにしているので、星4つにしました。

 

★2025年7月7日に読んだビジネス書「人生の経営戦略」

2025年7月7日に山口周氏のビジネス書「人生の経営戦略」を読了しました。

「人生の経営戦略」

 

元電通、ボストン・コンサルティンググループの著作家山口周氏によるビジネス知識を人生戦略として活用・応用した本。

経営学・経済学をかじった者なら、既知のことがほとんどですが、あまり馴染みのない人なら、相当にコスパ良く、経営学を人生にいかに活用・応用させて、有意義に有利に生きられるか?が実感できるでしょう。

 

本に書かれていたテーマで、「なぜ民放TV局の給与はあんなに高かったのか?」がありますが、それについてまとめます。

日本の高年収企業のランキングトップ10で、2004年は1位がフジ・メディア・ホールディングス(平均年収1529万)、3位が朝日放送グループホールディングス(1486万)、4位が日本テレビホールディングス(1482万)、6位がTBSホールディングス(1358万)、7位がテレビ朝日ホールディングス(1358万)、8位が電通グループ(1316万)と、なんと10以内に5社も入っています。

(電通グループは8位ですが、TV局関連といえます)

一方、2022年になると、8位のTBSホールディングス(1450万)だけです。

 

この現象を説明できるのがマイケル・ポーターの5つの力のフレームワークです。

2004年以前の東京キー局のポジショニングは以下です。

1 競合との競争。TV局の数が限定され、放送免許の取得や設備投資に金がかかるため、競争は穏当で、価格競争も少なく、高い収益を維持できた。

2 新規参入の驚異。政府の規制’(放送免許)やTV局立ち上げのための莫大な資本により、新規参入は抑えられていた。

3 代替品の驚異。TV以外の自宅で楽しめる動画の娯楽がほとんどなく、TVを代替するものはなかった。

4 顧客の交渉力。TV広告は大規模な視聴者にリーチできる唯一の強力なメディアで、広告主はTV局に頼らずを得ず、買い手の広告主の交渉料は弱かった。

5 売り手の交渉力。TV局に映像コンテンツを提供していた制作会社(小規模で、数も多い) < TV局(数が非常に少ない) という力の構図だったため、製作会社にとって他の売り先がなかったため、制作会社は強い交渉力を持てなかった。

 

つまり、当時のTV局は非常に恵まれた環境下(ポジショニング)だったわけです。

しかし、インターネットの普及(同時に回線速度の向上)により、YouTube・Netflix・PrimeVideo含め動画コンテンツが溢れて(代替品の驚異増加・新規参入の驚異増加)、顧客の競争力は民放TV以外の選択肢が増え、売り手の交渉力はTV局だけでない供給先が増加し、凋落し始めました。

(競合との競争は、放送免許や電波利権により、既存企業との競争は変化なし)

 

自分の居場所の趨勢について、論理的に考え抜くことでタイタニック号から早めに抜け出せます。

「自分の居場所の見通しが暗い」と分析した結果、わかったなら、対策を取るべきです。

 

労働市場においての人材価値は需要と供給の関係によって決まり、例えばAI専門人材は圧倒的な供給不足(人手不足)なので、給与が高いです。

セキュリティ人材は当面、供給不足(人手不足)であり、難易度も高いため(参入障壁高い)、安泰では?と分析できます。

次に、テクノロージによる代替品の驚異でいえば、AI化でホワイトカラーが失業しそうです。

 

ここを超えれば市場が爆発的に拡大する溝のことをキャズムといいます。

それぞれの顧客像は以下です。

1 イノベーター(約2.5%) 新たな技術や製品への関心が高く、リスクをいとわずいち早く取り入れるタイプ。

2 アーリーアダプター(13.5%) 新しい製品や技術の将来性を見極め、価値があると判断すればいち早く取り入れる層。

3 アーリーマジョリティ(34%) 周囲の成功事例や信頼性を確認した上で、新しい技術や製品を受け入れる層。

4 レイトマジョリティ(34%) 変化よりも安心感を優先し、世間に広く浸透した段階でようやく導入を決めるタイプ。

5 ラガード(16%) 新しい技術や製品には関心を示さず、従来のやり方を守り続ける傾向がある。

 

新製品はまずはイノベーター層によって受け入れられ、少しずつ保守的な層へ浸透していきます。

そして、アーリーアダプターとアーリーマジョリティのあいだ、市場浸透率16%前後に存在する溝がキャズムで、ここを超えると市場が一気に拡大します。

2割の壁を超えると一気に変化が起こるというふうに応用して捉えると良いでしょう。

ビジネスにおいてはタイミングが重要であり、時期尚早と思われるうちに参入し、果実を得て、その後、果実の旨味が薄れるという段階を経るので、果実を味わえる期間は短いです。

 

企業がどれだけ競争に強いかは、どこにポジションを取るか(=ポジショニング)によって決まるという考え方を「ポジショニング派」と呼びます。

これに対し、「ケイパビリティ派」は、企業が持っている独自の資源や能力こそが競争力の源泉だとする立場で、これはRBV(リソース・ベースド・ビュー)と呼ばれています。

実際の実証研究では、企業ごとの収益性の違いを生み出す要因について次のような傾向が明らかになっています。

まず、景気など経済全体の影響は約1割、業界そのものの魅力(=ポジショニング)も約1割にとどまり、それに対して、企業ごとの経営資源や能力の違い(=RBV)は約4割もの説明力を持つことが分かっています。

残りの4割は、予測困難な要素=不確実性に起因するとされています。

 

RBV(リソース・ベースド・ビュー)では、企業が競争優位を確立するには、次の4つの条件を満たす資源や能力を持つことが重要だとされています。

  1. 有用性(Valuable):市場のチャンスを捉え、競争相手と渡り合ううえで役立つこと
  2. 希少性(Rare):ライバル企業が簡単には手に入れられない、珍しいものであること
  3. 模倣困難性(Inimitable):他の企業が真似しにくいこと
  4. 代替不能性(Non-Substitutable):他の資源や手段で代用できないこと

「有用性」は当然として、ここで特に注目すべきは、「希少性」「模倣困難性」「代替不能性」という3つの視点です。これらをまとめて言い換えるなら、RBVの考え方は、資源や能力の「量」や「質」そのものではなく、それを**どれだけ他者が簡単に手に入れられないか(=調達の困難さ)**が、本質的に重要なのだと指摘しているのです。

この視点を個人のライフマネジメントや戦略に応用してみると、多くの人がこぞって時間をかけて取得しているような「流行の資格」「一般的な学位」「ありふれた知識」などは、実は最も時間投資に適さない対象だと言えるかもしれません。

なぜなら、それらは誰にでも手に入れられるものであり、「希少性」や「模倣困難性」が欠けているからです。

言い換えれば、「すぐ真似されるもの」や「誰でも持っているもの」に時間資本を注ぐのは、戦略的に見るとコストパフォーマンスが悪いのです。


ユニークさや調達の困難さを重要視すると、得意や強みばかり考えるより、長く続けてきたことは内発的動機づけで好きだから習慣化できたことです。

つまり、長く続けてきたこと=好き(内発的動機づけ)=習慣化可能=調達困難=ユニークになります。

嫌いなことや外発的動機づけは、長く続かず、習慣化もされず、調達困難さやユニークになり得ません。

 

僕の強みは以下です。

1 発想力・創造力。

2 文章力。(AIに敗北)

3 記憶力。

4 想像力。 など。

 

話術はまったく強みではなく、10点満点でいえば5点がせいぜい。

右脳じゃなく左脳・言語に意識を集中して平均になる程度。

話術5点の人がYouTubeやXのスペースで配信などで勝負するのは馬鹿げています。

発想力と創造力と想像力と記憶力と文章力が強みだと、自然に文章コンテンツ生産に向いていることになります。

独自の視点のコンテンツを大量生産できます。

しかし、世の中で評価されやすいのは話術です。

コンテンツ力は盗まれたり、パクられやすい弱点があります。

 

思えば、スマート消費術(節約など)はガジェット探検もあり、好きでやっていますが、ダイエット・筋トレ・セキュリティ自衛は発明は必要の母で、必要に迫られてやりました。

英語の勉強、経済学・経営学・教育の勉強もどちらかといえばアウトプット前提で必要に迫られてやった感があります。(やっているうちに、馴染んできて、学習が楽になり、さらにこなすという循環です)

情報収集も好きでやっていますが、読書スピードが遅いせいもあって読書が若干苦痛であり、記事やXやYouTube動画の情報収集のほうが楽です。

執筆に関しては完全に好きでやっていますが、ただし、得意不得意でいえばAIに負けています。

 

趣味を仕事に!好きを仕事に!と言われますが、完全に内発的動機付けのみで好きや趣味を仕事に!は困難でしょう。

僕が考えたことは、スマート消費術により、最低限(月5万。実家前提)で生きていけるようにして、副業感覚で好きや趣味を仕事にできたら幸福なのでは?という戦略です。

しかし、執筆で生計が立たず、VibeCodingに移行するわけですから、やはりスマートにはいきません。

 

僕のアウトプット成果は実は他の人は気づいておらず、僕が大々的に情報発信した先駆者では?と思っています。

つまり、以下のような意図と戦略があります。

繰り返しますが、最低限の金で豊かに生きていける体制を確立することで、誰かに潰される危険性が減ります。

(同時に、ダイエット・自重筋トレで、お菓子代が減り、健康になり、見た目が改善されます)

そして、セキュリティ自衛術を身につければ、尖った発言をしてもハッキングもされず、強いです。

規約の多いnoteやYouTubeではなく、陸の孤島であるWordPressブログで情報発信をし、さらにKindleやBooth支配からも逃れ、Paypal決済のPDF販売サイトまで作りました。

つまり、ジャーナリストのような人は僕の戦略は生存戦略的に自然に身につけていたでしょうが、積極的に生き方として情報発信はしてこなかったのでしょう。

 

これはデスノート的環境制約下に置かれ、必要は発明の母で必要だったから、身についた生存戦略です。

しかし、今の時代、金を稼ぐために有名人になればなるほど、いろいろなリスクに晒されるので僕の生き方はスタンダードになると思っています。

 

読了して感じたことですが、経営戦略論は理屈っぽく、完全に腹落ちして理解するのは骨が折れます。

それよりももっとシンプルに身近に、もしくはYouTuberなどで、著者が書いた人生論の生き様を体現して見せてくれる人がいたら、はるかにわかりやすく理解しやすいと思いました。

とはいえ、有用な役立つビジネス書ですので星4つとします。

「人生の経営戦略」

評価★★★★

Amazonレビューだと、832件のうち、星5つが73%、星4つが18%(僕が該当)、星3つが7%、星2つが1%、星1つが1%で圧倒的高評価本です。

 

★2025年7月4日に読んだ小説「死んだら永遠に休めます」

2025年7月4日に遠坂ハ重氏の小説「死んだら永遠に休めます」を読了しました。

2025年2月出版

「死んだら永遠に休めます」

 

職場で主人公の青瀬を中心に他の4人(飯野、大盛、保科、丸尾)がブラック上司前川誠により、パワハラを受けていました。

そんな折、前川が失踪し、さらに前川から会社宛に上記の5人が前川を殺したというメールが届きました。

主人公青瀬は会社の人、その他の人から白い目で見られ、次第に追い詰められていきます。

159ページまで読んで、星1つの評価で、話の進展も乏しく、謎解きも魅力的に思えず、損切りしようか悩みました。

しかし、Amazonレビューを見ると評価が高く、続きを読んで見ることにしました。

 

186ページ目でようやく事件らしき事件が起きました。

その後、212ページまで読んで、やはりつまらないままでした。

あまりにつまらなすぎて、322ページにワープし、真相を読み、最後まで読みました。

オチはどんでん返しがあり、ようやく面白さがありましたが、そこまで到達するのに長すぎます。

オチに期待が持てるとわかったので、213ページに戻り、読み直しました。

そして、251ページまでつまらない展開が続きますが、オチを知っていたおかげで、なんとか読み進められました。

252ページから謎解き・真相に触れる展開がついに始まり、346ページの最後まで一気読みで読了。

最後の謎解き・真相の100ページぐらいがオチがまぁまぁ面白い小説という印象です。

 

これでAmazon5つ星乱発は怪しいですね。

とはいえ、小説の評価は主観が入りますから、なんとも言えません。

結果的には損切りせず、オチを知ったことは良かったです。

「死んだら永遠に休めます」

評価★

Amazonレビューだと、82件のうち、星5つが59%、星4つが22%、星3つが14%、星2つが3%、星1つが2%(僕が該当)であり、小説は主観要素が強いと感じました。

 

2025年6月 日に読んだ小説「滅私」

2025年3月 日に羽田圭介氏の小説「滅私」を読了しました。

 

2025年6月 日に読んだ小説「タブー・トラック」

2025年3月 日に羽田圭介氏の小説「タブー・トラック」を読了しました。

 

2025年3月に 読んだ小説「告白の余白」

2025年 月 に下村敦史氏の小説「告白の余白」を読了しました。

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